Cases発達障害・知的障害

軽度知的障害で障害基礎年金2級を受給したケース

相談時の状況(40代・男性 東京都)

3歳検診の際に知的障害を指摘されていました。小学校では普通級に通っていましたが、授業についていけず、友達もできませんでした。中学からは支援級に通い、高校は養護学校に進学しました。卒業後は障害者雇用で運送会社に就職し、配慮を受けて働いていましたが、ある時期から体調不良のため欠勤を繰り返すようになり、状態は改善せず退職することになりました。その後は就労支援施設に通う中で、職員の方の紹介を受け、ご相談に見えました。

社労士による見解

ご相談時には通院していなかったため、まずは病院を受診してもらうことにしました。病院で検査を受けた結果、改めて知的障害と診断されたため、診断書作成の依頼を行いました。料理や掃除といった家事の他、漢字の読み書きやお釣りの計算などができず、日常生活全般においてご家族の方の援助を受けていました。障害基礎年金の事後重症請求を行うことにしました。

結果

障害基礎年金2級に認められ、年額約82万円を受給することができました。

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