相談時の状況（30代・男性）
学生時代に幻覚や妄想が発生し、学校で叫んだり便器の水を飲んだりするといった行動をするようになりました。入院して治療を受け症状が落ち着き、退院後は服薬治療を受けながら復学し、卒業することができました。卒業後は安定して働くことができず、仕事を転々としながら過ごしていましたが、ある日症状が再燃し、救急搬送されて入院することになりました。
社労士による見解
幻覚や幻聴、妄想が強く何度も入退院を繰り返していました。働くことができず、仕事をする目途も立っていない状態でした。日常生活では、交際相手の援助がないと成り立たない状態でした。障害認定日から3か月の間の通院がなかったため、障害基礎年金の事後重症請求を行うことにしました。
結果
障害基礎年金2級に認められ、年額80万円を受給することができました。