Cases腎・肝疾患

慢性腎不全で障害基礎年金2級を受給したケース

相談時の状況(50代・男性)

先天性の病気で腎臓が悪く、幼少期から複数の医療機関にかかっていました。大人になってから一時、通院を中断した時期もありましたが、徐々に腎機能が低下し人工透析を受けることになりました。障害年金を受けようと思い年金事務所に相談に行ったところ、初診の病院の証明が必要と言われました。初診は小学校に入る前のことでどこの病院だったが記憶も定かではなく、またカルテなどが残っていないのではないかと思い途方に暮れていました。どのように手続きをしていけばよいか相談したいとのことでお見えになりました。

労士による見解

幼少期に掛かった複数の医療機関を調査しましたが、当時のカルテは残っていませんでした。人工透析を受けている泌尿器科には20年近く前から通院しており、カルテには幼少期からの通院歴が記載されていました。発症からの経過を詳しく診断書に書いていただき、障害基礎年金の事後重症請求を行いました。

結果

障害基礎年金2級に認められ80万円受給することができました。

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