相談時の状況（40代・男性 愛知県）
緘黙症のため幼少期から声が小さく、対人関係も希薄でした。勉強も苦手だったため小学校2年から支援級に在籍していました。対人不安緊張が強いため、職場では報連相が図れず、上司からは罵声を浴びさせられる状況が続き、不安や緊張、動機などが生じ、病院で服薬亜治療を受けていました。転職し、パートタイムで働き出しましたが、パソコン作業やコミュニケーションができないことで能力不足と判断され、障害者雇用に切り替わり働いていました。ご自身で障害年金を請求したところ、不支給になったため、当センターにご相談に見えました。
社労士による見解
障害者雇用で働いていましたが、パソコン作業や接客等の作業は免除され、一人で黙々と簡単な作業を繰り返してしました。家庭では料理、掃除、金銭管理ができず、常に旦那様とお義母様の援助を受けないと日常生活が成り立たないご様子でした。改めて障害基礎年金の事後重症請求を行うことにしました。
結果
障害基礎年金2級に認められ、82万円受給につながりました。