相談時の状況(50代・女性 神奈川県)
プロの音楽家として活躍していましたが、ある時期から、不安や緊張により仕事をするたびにめまいが出るようになりました。コロナ渦で仕事が減ってもめまいが続いていたため耳鼻科を受診すると精神科の受診を勧められました。精神科ではうつ病と診断され服薬治療を受けましたが、あまり症状は改善しませんでした。将来の不安から不眠も悪化し、仕事ができない日々が続く中で相談にみえました。
社労士による見解
ご相談時には仕事はほぼできず、毎日横になって過ごしている状態でした。倦怠感強く、意欲が低下し、料理、掃除などの家事だけでなく、入浴や着替えなども声掛けがないとできなくなっていました。夫の負担が増えたことで関係性も悪化し、できない自分を責めることで希死念慮もでていました。症状が長く続いていたことから障害基礎年金の認定日請求を行うことにしました。
結果
障害基礎年金2級に認められ、年金約82万円、遡及分約193万円の受給が決定しました。