Cases発達障害・知的障害

自閉症スペクトラム障害により障害厚生年金3級を受給したケース

相談時の状況(50代・男性)

小児期から忘れ物や失くし物が多く、教師から出される宿題の意味が分からないことがあったそうです。大学卒業後は会社勤めをしていましたが、指示通りの仕事ができず、段取りが苦手で、作業が遅いなど上司から叱咤されることが続いていました。上司から発達障害の検査を受けるように言われ、精神科を受診したところ、自閉症スペクトラム障害と診断され服薬治療を受けていました。しかし、他者とのコミュニケーションが上手くいかず、職場内での関係性が悪くなり、就労を続けることができなくなってしまいました。求職活動を続ける中、相談にみえました。

社労士による見解

障害者手帳取得し、障害認定日頃は、障害者雇用の求職活動をしていました。一人暮らしで料理や掃除などの家事はある程度できていましたが、対人関係を築くことが苦手でした。稼得能力もないことから、認定日に遡って障害年金の請求を行うことができると判断しました。

結果

障害厚生年金3級に認められました。また遡及も認められました。1日も早く就労できるように応援しています。

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