相談時の状況(40代・女性)
片頭痛や仕事のことで悩んでいました。仕事中に突然泣き崩れて失神し、救急搬送されました。不眠や不安感も強く、希死念慮もありましたが、服薬治療を受けながらなんとかやり過ごしていました。その後結婚、出産したことで、家事や育児などの負担も増え精神的に不安定な日が続くようになりました。子供の行事で無理をすると数日間寝込んでしまい、自殺未遂を繰り返すこともありました。夫の援助を受けて生活していましたが、感情の起伏も激しく、掃除や料理などの家事や育児にも支障がありました。
社労士による見解
感情の起伏があり、怒りや不安、悲しみなどをコントロールすることができていませんでした。料理や掃除などの家事だけでなく、子育てにも支障がありました。想定外のことが起きるとパニックになることもあり、社会性もほとんどありませんでした。希死念慮が強く自殺未遂を繰り返したこともあり、常に家族の見守りを受けていました。数十年も状態が悪いため認定日請求をしたいと調べましたが、認定日の頃のカルテが残っていなかったため、障害厚生年金の事後重症での請求を行いました。
結果
障害厚生年金2級に認められ、196万円受給することができました。